surgのブログ

日々のネタ忘備録。勉強用。R初心者。切ったり縫ったりする人。

メタ疫学っていったい

あんまりよくわかってないことを調べてとりあえず記すシリーズ。
間違っていたらすいません(直すかもね)。

www.ncbi.nlm.nih.gov

そもそも疫学の定義すら怪しいのに、
メタ疫学ってなんですか、ということなんですが、
上記文献によると、

  • もともとは、systematic review(SR)の方法論的な限界を考えて生み出された概念
  • メタ疫学は統計学的方法論なところから、Evidence-practice gapを埋める方向へシフト
  • メタ疫学は、①今までのSRの潜在的なバイアスをコントロールすること、②Evidence-based guidelineを作るために適切なエビデンスをdrawすることに興味がある
  • 最近はネットワークメタ疫学なんてものもあって、普通のメタ疫学の限界を克服するものとして提唱されている
  • メタ疫学研究にもCONSORTのような報告基準が必要ですね

みたいな話。

歴史的には1997年にはmeta-epidemiologyという言葉は提唱されていたらしい。古典的な疫学はその研究対象が個人であるのに対して、メタ疫学は、その対象がペーパーである、ということです。

途中で引用されていたこのスピーチにでーんと書いてあります。

https://www.oarsijournal.com/article/S1063-4584(10)00293-1/abstract

で、報告する際のガイドライン的なものも2017年には出版されてるみたいです。

www.ncbi.nlm.nih.gov

はい忘備録。